美容院によって、施術メニューの種類はもちろん、プライスの幅って多いですよね
なぜこんなにも値段が違うのか?
47 都道府県別で平均客単価は変わり、お察しの通り東京が1番高いのは言うまでもありません
今回は、なぜ値段に差があるのか?
ではなく
客単価による、美容師側の気持ちにクローズアップしてみようと思います
これは美容院に限ることではありません
想像してみてください
あなたは2日間だけ、ホテルマンの仕事を体験する事になりました
1日目、2日目と別のホテルになりますが
給料は変わらずどちらも時給1000円です
初日に担当するのは都心から離れたローカルな駅前の、割と新しい大衆的なビジネスホテル

1泊4000円で朝食付き
綺麗でリーズナブルということで、人気があるホテルです
今日はそこで1日働くことになりました
受け付けやご案内をしたり、すれ違うお客様に挨拶をしたりと、やる事が沢山あるのでやりがいがあります
「スマホの充電器は無いか?」
「マッサージを呼べないか?」
「アラームのセットの仕方がわからない」
などなど、たくさんのお客様からのご要望にお応えして、あっという間に1日が終わりました
さて、次の日に担当するのは東京の赤坂にある有名なホテル

1泊120,000円の豪華なホテルです
昨日のホテルの30倍
1ヶ月間毎日泊まった場合と同じ値段です
宿泊されるお客様は部屋の雰囲気やサービスを楽しみにされている、そのホテルのファンの方々で、値段を気にせずに宿泊されるセレブなお客様から
この日の為に貯金をして、結婚記念日などで宿泊するのを楽しみにしているお客様などです
さて、本日はここで働いて頂きますが、昨日と同じ感覚で働けますか?
緊張感が違うのではないでしょうか?
しっかり者のあなたは身だしなみにも気を配り
粗相の無いように気をつけて、姿勢良くビシッと立ってお辞儀を深くし、アンテナをビンビンに立てて接客するはずです
部屋の備品も歪みなくピッタリと揃え、ベッドシーツにシワなど残さず、床も浴室も汚れや水滴が絶対に無いようにキッチリとキレイにするはずです
客単価が高いお店ほど求められる質は高くなる
美容院も同じように
カット&カラー&トリートメントで40000円のお店と
カット&カラー&トリートメントで4000円のお店だったら
従業員のプロ意識、ホスピタリティの意識が違います
勘違いが起こりやすいので補足しますが
低単価の美容院はプロ意識が低い、という話ではありません
客単価が高ければ高いほど、お客様が求めるものが高くなるということです
高いお金を払っているんだからしっかりやってほしい
根底はこれです
どの業界も同じです
安いのにサービスが良い、クオリティが高い
これは資本力のある大手企業なら、ある程度は可能ですが
個人店では無理があります 採算が合いません
実は値段に比例しないクオリティ
ここまで読むと、値段が高い方が良さそうな気がしますが、ヘアスタイルの仕上がりは別です
良く考えて下さい
例えば2人の美容師がいるとします
・歴3年目の美容師
・歴15年目の美容師
どちらに切ってもらいたいですか?
どちらの方が料金が高そうですか?
確実に15年やっている美容師の方がうまいです
値段も高そうですよね
しかし、お店によって値段が違うんです
例えば歴15年の美容師が所属する美容院はローカルな駅前にあり
カット2000円
そして歴3年目の美容師は都心にある有名なサロン
カット7000円
仕上がりのクオリティの高さは15年目のベテランです
2000円でベテランのカットが味わえるんです
でも、わざわざ電車で都心まで行って7000円で新人にカットをしてもらう
仕上がりは2000円のベテランカットの方が良いのに
なぜこのような事が起こるのか
仕上がり以外に、もっと重要な事があるという事ですね
高級なお店で働いている3年目の美容師は
俗に言う『意識高い系』です
お客様が何を考え、何を求めているのかを常に考えながら接客をしています
まさに、かゆい所に手が届く
そんな接客、接遇です
これこそが7000円を支払う価値・対価です
結果、美容院選びは何を求めるかによる
髪が伸びてしまったのでスッキリしてくれれば良いのであれば、家から近い美容院で切るのが効率的です
おもてなしをされたい・雰囲気を楽しみたい・とにかく居心地が良い
これを求めるのであれば、高級な美容院へ行く価値があるといえます
高級サロンへ通うことがステータス という時代もありましたが
現代はお客様の目が肥えていらっしゃるので、美容師は気が抜けません
当たり前ですが、低価格な美容院にも意識が高くて良い美容師はたくさんいます
逆に、青山や表参道にある高級な美容院にもクズのような美容師はたくさんいます
しっかり見抜いて、自分にぴったりな美容院・美容師がみつかると良いですね
最後は無理やりまとめましたが、いかがでしたか?
どの場所で働こうが、美容師は1人ひとりプライドを持って仕事をしています
綺麗になって喜んでもらいたい・ハッピーを与えたい
その気持ちで懸命に担当しています
至らない所があるのはどうしても仕方のないこと
『こうして欲しい』
要望を伝えて、担当の美容師さんを育てて専属美容師にしていけたら
幸せですね