パーマって、どうやってかかるんだろう?
気にしたことはありますか?
説明すると化学的になってしまうし、僕は普通の美容師の知識しか無いので、とにかく簡潔に説明しますのでお付き合い下さい
さて、パーマには色々と種類がありますが、ストレートパーマ(縮毛矯正)を含め、いずれも理論は同じです
パーマ液は1液と2液に分かれていますが、その役目はこうです
1液→髪の毛の結合が解かれる
2液→髪の毛を再結合させる
髪の毛というのは、内部では色々な結合があり、その結合によって髪の形が成り立っています(シスチン結合や水素結合)
その結合を解いて、変形させて戻すと形状が変わるんです
訳かわらん、、、っていう顔をしていますね?
日常生活の中で体験できるのが水素結合です
髪は濡れると水素結合が解かれ、乾くと再結合される
濡れている状態で結んだり、もしくはそのまま寝たりしてたら乾いたら、跡(寝ぐせ)がつきますよね
あれは水素結合が要因です
ストレートパーマと縮毛矯正の違い
突然ですがここでストレートパーマと縮毛矯正の違いをざっくりと学びましょう
・縮毛矯正
・ストレートパーマ
どう違うのか、ご存知ですか?
基本的には ストレートパーマ=縮毛矯正 なのですが
施術工程でストレートアイロンを使うか使わないかで変わってくるのが一般的です
かかっているパーマを落として元のストレートに戻したい時はストレートパーマ(アイロン施術なし)
クセ毛をストレートな状態にするのが縮毛矯正(アイロン施術あり)
そう呼ぶ事が多いと思います
ちなみに
アイロン施術を行わない場合
1液を流してから濡れた状態のまま2液を塗って時間を置けば完成
アイロン施術を行う場合
1液を流してからフルドライ➡︎細かくアイロンでクセ伸ばし➡︎2液を塗って時間を置けば完成
(1時間以上差がでますし、難易度も高いので料金は高くなります)
パーマを落として元の状態に戻したい
さて、そんなオーダーを受けた場合、ほとんどのサロンは迷わずにストレートパーマを提案します
弱めのストレートの1液(クリーム状)を塗布し、時間を置いてパーマの結合を解きます
その後、2液で結合させて綺麗なストレートヘアに戻ります
ヘアリテラシーがあると、ここに疑問が生まれます
パーマがかかる原理を知っていれば、他の方法で施術をした方がメリットが多いです
・早い
・安い
・ダメージも少ない
良いことだらけで、さらにデメリットもありません
やり方はいたってシンプル
パーマがかかっている部分にパーマの1液をかけて馴染ませて、様子を見ながら数分後にクシでとかせば元のストレートの状態に戻ります
このやり方が確実にオススメですが、美容師側に浸透していないというのも事実
ストレートのメニューの方が値段が高いので、あえてストレート施術をしているのかもしれませんが、そのほうがお店的には嬉しいですからね(内緒)
ちなみにパーマ液とストレートパーマの薬、どちらがダメージが強いのかはわかりますよね?
もちろんストレートパーマの薬です
ヘアリテラシーがあれば、自分から提案できる
美容師側から提案するのが一般的ですが
お客様側から提案するのも通な感じがしませんか?
パーマを落としたいんですけど、ダメージが気になるので
ストレートの薬じゃなくてパーマ液でできますよね?それでお願いします
それだけ言えれば合格です
知らずに、言われるがままにストレートの薬で施術を受けるとダメージになるので、予防策として知っておいて欲しいです
ゴール(仕上がり)は同じでも、そこに向かうプロセスは美容師の考え方で変わります
そこでお客様にヘアリテラシーがあれば、自分の意見や要望が伝わりやすくなるので無駄なダメージは防げます
ただパーマの原理を知っているだけでも、今まで座ったまま、されるがままだった施術工程の中で、今は何をしているのかが見てわかるようになります
きっと楽しいですよ
今回の記事のまとめ
ストレートパーマと縮毛矯正はほとんど同じ(アイロン施術をするかしないかの差)
パーマを落としたい時はパーマ液で簡単に落とせる
あなたにとって、美容院がとても楽しい場所になりますように