突然ですが問題です
Q:日本に美容院は何件くらいあると思いますか?そして美容師の数は?
ヒント:コンビニの件数の4倍以上
あなたが毎日のように行くコンビニ、あのコンビニは日本には6万件以下です
A:日本には25万件以上の美容院があり、50万人以上の美容師がいます
1兆円産業と言われる美容業
出店数は多いが、閉店数も多い
両方とも毎年過去最高件数を叩き出しています
もはや飽和状態・オーバーストアです
潰し合う美容院
『AAA』という美容院があり、そこのオーナーは悩んでいた
「最近お客様が減って売り上げが低い…」

どうやら最近、近所に低価格の美容院『BBB』がオープンして、そこが繁盛しているらしい
そこで決心した
『BBB』よりも値段を安くしよう
結果『AAA』にはお客様が戻ってきた
単価が低くなったので利益は少ないが、お客様の笑顔が何よりのやりがいである
だが、そんな日々も長くは続かない
『BBB』のオーナーが黙っているはずもなく
対抗して、元々安かった単価をさらに値段を安くする
また『AAA』からお客様は離れていった
『BBB』は忙しい日々を送るが、低単価なので利益はほぼ無い
ただでさえ過酷な労働状況・加齢による体力の限界
『AAA』『BBB』がどちらも閉店するのは時間の問題である

サロン生存率
新規開業したサロンのうち
1年以内に60%のサロンが閉店し
3年以内に90%のサロンが閉店する
過去3年間の美容院の開店・閉店状況を見ると明らか
・出店数 約33,000件
・閉店数 約30,000件
10年継続するサロンは5%以下
大きな駅だったら美容院なんて軽く100件はあるが、そのうち95件は10年以内に閉店する
通っていた美容院が無くなってしまった
よく聞く話ですよね
あなたの通っている美容院はオープンしてから何年目ですか?
混んでいる時もあれば空いている時もあるし、お客様側が把握できる訳ありません
そもそも心配する必要もないことですが
『付加価値』と『ユニークさ』
そこでしか受けられないサービス・技術・商品が無ければ
正直どの美容院へ行っても同じ=長くは続きません
淘汰される時代へ
新型コロナウイルスによって、ほぼ全ての業種が大きな影響を受けました
・緊急事態宣言
・休業要請
・不要不急の外出を控える
・ステイホーム
・東京アラート
確実に過半数の美容院の売り上げは激減しました
特に影響が大きかったのは家賃の高い都心の駅前のサロンで、さらにホットペッパーなどの広告に頼っていたサロンです
例えば友人の経営していたサロン
渋谷エリアで25坪の美容院でスタッフ7名
ざっくりですが
家賃 100万円
広告費 50万円
人件費 200万円
月に合計約350万円の支払いがあります
今まではスタッフ単価約80万円(月560万円)の売り上げがあったものが
4月の緊急事態宣言が発動された以降
月の売り上げは100万円以下まで下がりました
毎月250万円の赤字
7月まで耐えましたが、赤字が1000万円まで増え
もう戻る見込みが無い為に9月に閉店しました
相談を受けた時、今からやっても間に合わない事だらけだったので結局何もできませんでした
閉店したとはいえ、借金額がこれ以上増えない為にも、閉店の決断ができた事が最善の決断だったと思っています
なぜ潰れないサロンがあるのか
2020年〜2021年の閉店数は、過去とは比べ物にならないくらい増えると思います
・淘汰されてしまったサロン
・今も必死に耐えて持ちこたえているサロン
・変わらずに売り上げを伸ばしているサロン
コロナ禍で売り上げが変わらなかったサロンには、どんな秘訣があったのでしょうか
実は私のいるサロンはほとんど影響を受けませんでした
さすがに遠方から通って下さっていたお客様は足が遠くなってしまいましたが
その他のお客様は離れずにご来店下さいました
そのキーとなるのが先ほど出てきた
『付加価値』と『ユニークさ』です
具体的には伏せますが、他のお店には無い
当店でしか受けられない技術や付加価値があるからです
あなたが通っている美容院
『付加価値』と『ユニークさ』はありますか?